『ガンダムSEED FREEDOM』の背後に隠されたインスピレーションとは?


『機動戦士ガンダムSEED』(きどうせんしガンダムシード、MOBILE SUIT GUNDAM SEED)は日本のアニメ作品。毎日放送製作により、TBS系列で2002年10月5日から2003年9月27日にかけて全50話が放送された。『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメで、主な略称は『SEED
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『ガンダムSEED』のファンとしては、監督のインスピレーションが気になるところです。トウカイテイオーのような強さとカリスマ性がマントに表現されていたとは驚きです!

 アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの約20年ぶりの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の大ヒット御礼スタッフトークイベント第1弾が9日、都内で開催され、CGアニメーション編として仲寿和プロデューサー、藤田進夢3DCG制作デスクが登壇した。

【画像】素敵!『ウマ娘』3期より執事姿のトウカイテイオー

 公開73日間で、観客動員数256万4398人、興行収入43億2096万10円を記録する大ヒットとなっている。福田己津央監督、メカニカルアニメーションディレクターの重田智氏と約2年にわたって藤田氏は膝を突き合わせた。

 20年という年月が経過した『SEED』シリーズ。質問コーナーでは、ジェネレーションギャップを感じた瞬間はあったのか、という質問が。福田監督は『スター・ウォーズ』『宇宙戦艦ヤマト』『マイティジャック』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』などが好きだったため、仲氏は「監督が例えに出した『マイティジャック』が誰もわからなかった」と裏話を明かして笑わせた。

 一方で、現役のクリエーターである福田監督は「なろう系」の漫画や『トップガン マーヴェリック』なども大好きだった。藤田氏は「古い例えもありますけど、最新のものも見られているんです」と明かすと「ブラックナイトスコード ルドラのビームマントのイメージを聞いたら『トウカイテイオー』と言われた。『トウカイテイオー』ってなんだろうと思って、そういう作品が昔あったのかなと思ったら『違う、違う。ウマ娘』と言われた。『監督、ウマ娘やってるんですか!』と(笑)。別の方のギャップの差がありました(笑)。今も監督業をやられていて、新しいものに関しても大好き。変なところで僕たちと同じだったりする」と驚きの秘話を口にしていた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフト地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡(ふうび)した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の大ヒット御礼スタッフトークイベント第2弾に登壇した(左から)仲寿和氏、藤田進夢氏


(出典 news.nicovideo.jp)