『10万円超の価格でチケット転売 』STARTO社、チケット高額転売問題に本腰「撲滅に向けて措置を講じる」
STARTO ENTERTAINMENTは5日、公式サイトを通じ、契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求をしたと報告した。
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同社は「昨今、当社契約タレントを含むアーティストやタレント、スポーツイベント等のチケット高額転売が恒常的に発生しており、社会問題となっています」と指摘。「当社調査の結果、本件サイトにて、当社契約タレントの出演イベントチケットの転売目的の出品総数が約1万件確認されました。例えば、『なにわ男子』のイベントだけでも3000件以上の転売があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)」とした。
その上で「これらの状況も踏まえ、当社は、YC社とともに、明らかに不正転売であると思われる出品299件について、プロバイダ責任制限法に基づいて開示請求を行いました。当社は、今後も、より多くのファンの皆様が本来の価格でチケットをご購入いただけるよう、不正転売行為の撲滅に向けて必要な措置を講じていきます」とした。
■声明全文
チケット転売サイトに対する発信者情報開示請求について
株式会社STARTO ENTERTAINMENT(以下、「当社」)は、当社の契約タレントが出演するコンサートや舞台の多くを主催する、株式会社ヤング・コミュニケーション(以下、「YC社」)とともに、「チケット流通センター」(以下、「本件サイト」)の運営会社に対し、当社契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求をしたことをお知らせいたします。
昨今、当社契約タレントを含むアーティストやタレント、スポーツイベント等のチケット高額転売が恒常的に発生しており、社会問題となっています。この問題を受け、2019年には「チケット不正転売禁止法」が施行され取り締りが強化されているにもかかわらず、本件サイト上では多数のチケット高額転売が行われていました。当社調査の結果、本件サイトにて、当社契約タレントの出演イベントチケットの転売目的の出品総数が約1万件確認されました。例えば、「なにわ男子」のイベントだけでも3,000件以上の転売があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)
不正に転売されたチケットは、規約により無効とされ、所持者の入場も拒否されます。この問題は、当社及びYC社に不要な対応業務が生じるだけでなく、正規購入を希望するファンの皆さまの機会を奪うことにもなり、多くの不満の声が寄せられています。
これらの状況も踏まえ、当社は、YC社とともに、明らかに不正転売であると思われる出品299件について、プロバイダ責任制限法に基づいて開示請求を行いました。
当社は、今後も、より多くのファンの皆様が本来の価格でチケットをご購入いただけるよう、不正転売行為の撲滅に向けて必要な措置を講じていきます。
(出典 news.nicovideo.jp)
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